皆さんは、JAS認定の有機農産物は、農薬や化学肥料を使っていないので安心、と思っていませんか?
しかし
そうではないのです。
JAS法では、原則的には農薬や化学肥料を使わないで生産したもの、と定義されているのですが、但し止むを得ない場合はこの限りではないとして、いくつもの殺虫剤、殺菌剤等、農薬の使用を認めている事は一般にはあまり知らされておりません。
そしてその様な農薬を使った生産物が、厳しい基準をクリアしているとか、有機認証済みとか、あたかも安全であるかのような表現と共に、JAS認証マークを付して出回っているのが現実です。
思うに、この認証 システムは本当に消費者や生産者の立場に立ったものではなく、これを利用して利益を上げようとする人たちの為に作られた内容に見えてなりません。
大切なことは、それを生産しているところ、販売しているところの経営者、オーナーの考え方、生き方や日々の姿勢が誠実で信頼するに値するかどうか見極めることです。
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